スピードグラファー#17死神成金

今日は水天宮の過去という重要な話だった上にめっちゃ面白かったですな。


この世は全て金と言ってきた水天宮だったが、本音は実は金こそ最も憎むべきものだったと。
前回で幼い娘が渡したおもちゃのお金で助かったのは妹と重なったからなのか。
それなら助けたのも頷ける。


親の借金で妹とは離れ離れになるわ、変態社長にやられちゃうわ、兵として激戦区に強制的に連れて行かれるわ・・・。
全ては親の借金というお金が原因でこうなったんだからそりゃ憎むわな。
そしてキャリアというものは水天宮も被害者側だったと。元々は何の関係もなかったんですねぇ。
しかし、あそこの場面はまるきりバイオハザードだったな。
ユーフォリアとして覚醒して屋上で翼生やしたときは思わずデビーーール。


日本に戻った水天宮がしたことは天王洲グループに入り込むための下準備。
辻堂たちとの出会いは偶然だったんですね。
辻堂はいつも鼻に変なものつけてるけど、鼻を削がれちゃってるのなら隠すよなぁ。
しかも男にやられちゃってたし。同じ境遇を味わった水天宮は内心怒りでいっぱいだっただろう。
そして神泉と出会い話をつけることで目的の水天宮グループに入ることを達成。
水天宮って偽名だったんですねぇ。
神泉が愛した者の左手を持つ者はその身を滅ぼそうとする人でした。


ショートヘアーの神楽がかわいかったですよ。やっぱショートだよね!


話は現在に戻って、あのおもちゃのお金を大量に持ってきた社長はあまりにもダメダメでしたなw
いわば妹の形見ともいえるオルゴールを邪魔な物とどけちゃうし、自分の娘を売ろうとするしと逆鱗に触れることばかり。殺されるのもしょうがないぜ。
破滅の原因になったのが天王洲グループの前身だった足利と。
栃木出身のウチとしては思わず「ちょwww」って感じです。足利銀行を思い出しちゃったよ。
水天宮が天王洲グループに入った目的は今回の話だと破滅の原因の元を叩き潰すことの他にはお金の価値を無くすこととかかな?前回も銀行の描写とかあったし。
札を煙草として吸ってたのは成金の悪趣味なものじゃなくて水天宮にとっては本当の意味で紙切れ同然として考えていたからか。


とりあえずあとは秘密倶楽部設立の理由とユーフォリアの研究をしていたこと、神楽を使って何をするのかってところ?
まだまだ目が離せませんな。